平成30年度特別企画展 杉村惇作品展

投稿日:2018.09.13

企画展
《青いランプ 》 1969年 F80 仙台市所蔵/画集「仙台市名誉市民 杉村惇作品展 −存在と空間の伝説−」(仙台市発行)より

 

 
 

平成30年9月8日(土)〜10月28日(日) 企画展示室1・2
10時〜17時(入館受付は16時30分まで)

休館日:
月曜日(但し9/17[月祝]、24[月祝]、10/8[月祝]は開館)
9/18[火]、25[火]、10/9[火]
観覧料:
一般500円 大学生・高校生400円 メンバーシップ300円 中学生以下無料
団体(20人以上)一般400円 大学生・高校生320円
※常設展込。障がい者割引有。東北文化の日(9/8[土]のみ)大学生・高校生は無料

 
主催:塩竈市杉村惇美術館
共催:塩竈市 みやぎ県民文化創造の祭典「芸術銀河2018」実行委員会
特別協力:仙台市
監修:杉村豊(塩竈市杉村惇美術館名誉館長)
後援:河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 
   NHK仙台放送局 TBC東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ KHB東日本放送
   エフエム仙台 BAYWAVE78.1FM 宮城ケーブルテレビ株式会社 仙台リビング新聞社
 
お問い合わせ:塩竈市杉村惇美術館
〒985-0052 宮城県塩竈市本町8番1号
TEL 022-362-2555
 
English page
 


 

塩竈の風土を、自分の芸術に構築していった軌跡

 机上にランプや舵輪や酒瓶や魚、野菜、果実といった日常雑貨を並べ、さまざまな形体・質感・量感・色彩を組み合わせて、力強い緊迫した画面を創造する杉村芸術の静物画は、昭和30年代半ばの塩竈在住時代に、そのスタイルを確立し、後に「静物学者」と呼ばれた独自の芸術への第一歩を踏み出したとみられています。
 一方、画伯は、塩竈の風土をモチーフにした風景画にも意を注ぎ、当館開館記念に特別講演で来訪いただいた、現代風景画の巨匠の故・塗師祥一郎氏(芸術院会員)をも唸らせた、数々の傑作を残しています。
 本企画展では、仙台市のご協力をいただき、その所蔵作品の一部に塩竈市所蔵作品を加えて、塩竈の風土をスケッチから始めて絵画芸術に結晶化させた惇芸術を「海の韻律」として構成しました。
 常設展示作品群と合わせて、さらに詳細な美しい展開が堪能いただけると考えます。
 

常設展示室にて《裏町の鳩》を公開します

《裏町の鳩》(1959年 F50 宮城県美術館所蔵 レプリカ)
この作品は、旭町にあった塩竈市役所向かいのアトリエから見渡した、港町の裏町風景をモチーフとし、豪快でスタイリッシュな画面にリリシズムを湛えた惇芸術の風韻の一つの頂点を示した作品です。宮城県美術館のご協力を得て、今回レプリカによって参考閲覧いただけるようにしました。絵の元になっているのは、塩竈市所蔵の「裏町の路地を急ぐ家族と飼い犬の姿を描いたスケッチ」です。作品制作現場をほとんど公開しない惇芸術の、モチーフへの愛着から発想を得て、本作品に飛躍するプロセスが垣間見える珍しい例です。
 
解説:杉村豊/当館名誉館長
 
 


 

《秋卓》 1982年 F100 仙台市所蔵
《鰊》 1947年頃 P10 仙台市所蔵
※仙台市所蔵作品は、すべて画集「仙台市名誉市民 杉村惇作品展 −存在と空間の伝説−」(仙台市発行)より

 
 
杉村 惇(すぎむら じゅん)1907~2001年
東京生まれ。東京美術学校(芸大)在学中に帝展に初入選。昭和8年、9年の第1回、第2回河北美術展で河北賞を受賞。戦後、塩竈築港大通り、そして旭町に移住し、塩竈の風景や魚を数多く描いた。静物画を得意とし、重厚な独自の画風を確立。日展参与、日展評議員、日展審査委員、東北大学教授、宮城教育大学名誉教授、日展岡田賞、日展菊華賞、文部大臣賞、河北文化賞を受賞、地域文化功労文部大臣表彰、仙台市名誉市民、塩竈市文化功労者、紺綬褒章。
 

《魚のある構図》 1954年 F80 塩竈市所蔵

 
 


 
 

杉村豊名誉館長によるインタラクティブトーク

9月30日[日]①11時~12時 / ②13時30分~14時30分
杉村画伯と塩竈松島の海のつながりを、名誉館長とともに考える「対話型ギャラリートーク」です。ニューヨーク近代美術館発(MoMA)の対話型鑑賞を名誉館長ならではの手法で展開します。作品を前にして思ったことや感じたことを話し合い、自由な連想・姿勢で作品を楽しみながら鑑賞します。
【要観覧料・要予約/申込フォーム

 

学芸員ギャラリートーク

10月13日[土]13時30分〜(30分程度)  企画展示室1・2
【要観覧料・予約不要】

 

Myパステル画「色面とマチエール(絵肌)」

9月15日[土]13時30分~15時30分 講習室
講師:さとう芳子(臨床美術士/アトリエ 愉)
定員:15名/小学生~大人まで対象(オイルパステルが使えること)

幾重にもオイルパステルを塗り込めて作品をつくるワークショップ。具体的に何かを描くのではなく、触感を楽しみながら塗り進めていくと、そこには重厚な色彩とボコボコとした「マチエール」が生まれます。シンプルな作品づくりですが、それだけに誰もが純粋に自分だけの色彩の世界に入っていくことができます。
【参加費無料・要予約/申込フォーム

アーティスト
杉村 惇(すぎむら じゅん)
主催者
塩竈市杉村美術館
主催
塩竈市杉村美術館
助成
塩竈市 みやぎ県民文化創造の祭典「芸術銀河2018」実行委員会
後援
河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局     NHK仙台放送局 TBC東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ KHB東日本放送    エフエム仙台 BAYWAVE78.1FM 宮城ケーブルテレビ株式会社 仙台リビング新聞社
協力
仙台市
問い合わせ先
塩竈市杉村惇美術館 〒985-0052 宮城県塩竈市本町8番1号 TEL 022-362-2555