【2/3〜】2023年度 塩竈市杉村惇美術館アーカイブス PROGRAMS

投稿日:2024.01.05

企画展


本展では、今年度実施した市民参加によるさまざまなプログラムにおける活動の様子やその成果をご紹介します。美術作品の鑑賞はもとより、講座やワークショップなどの体験学習や表現活動の機会をもうけ、こどもから高齢者まで幅広い年齢層の方々が数多く参加してくださいました。
また、地域の皆さんと共に地域にあわせた協働的な活動にも積極的に取り組んできました。これからも多様な価値観や経験を共有する場として機能し、ひととまちを育む美術館としての役割をより果たしていきたいと考えています。
本展も、美術館や創作活動に興味がある方だけにとどまらず、こどもの感性を育みたい方や地域活動に関心のある方など、より広範な市民のみなさんと出会い、交流の輪を広げるひとつの契機となることを願っています。
来年度も展覧会や定期講座、ワークショップなどさまざまな活動に取り組んでまいりますので、皆さまのご来場とご参加を心からお待ちしています。

2024年2月3日[土]〜2月18日[日] 入場無料

10時〜17時(最終受付16時30分)休館日:2/5、2/13
企画展示室
主催:
塩竈市杉村惇美術館
協力:
チルドレンズ・アート・ミュージアムしおがま実行委員会 宮城県宮城野高等学校
塩釜本町通りまちづくり研究会 生涯発達支援塾TANE 本町町内会 (順不同)
 

 

<教育普及プログラム>


美術鑑賞プログラム
塩竈市内の小学 5 年生を対象にした杉村惇画伯の作品鑑賞や大講堂見学など、美術館体験プログラムの紹介。
 
 
 

こども探偵事務所
小学生を対象とした美術館体験プログラム。今年度の調査対象「魚」に関する観察録や造形物を展示。
 
 


 

<プラクティスシリーズ>


遊字画
講師:斉藤文春(書家、美術家)・丹野萩逕(書家、美術家)
漢字やひらがなを、書体や用具を工夫し、墨と絵の具を併用して、文字の魅力を絵画的に楽しむ講座。
 
 
 

色鉛筆画講座
講師:佐藤直樹(色鉛筆画家、詩人)
色鉛筆画の描法を基礎から学び、質感豊かに描く楽しさを体験。
 
 
 

鉛筆デッサン講座
講師:今野裕結(画家)
基本知識と基礎的技法を学び、ものの構造や質感、明暗をとらえる力を育みました。
 
 
 

ステンドグラス講座
講師:武田奈未(ステンドグラス作家)
ガラスの質感、透明性、色、模様など特徴を楽しみながら平面と立体作品を制作。
 
 
 

flower art museum〜絵画の中の花を組む〜
講師:大塚のぞみ(Botanical People)
杉村惇作品から受けるイメージを、フラワーアレンジで表現。
 
 
 

油絵講座
講師:松山隼(当館学芸員)
油絵の道具の使い方や描画の基本を楽しく学びながら、小作品を制作。
 
 
 
 


 

<杉村惇関連企画>


絵画講座
講師:渡辺雄彦(日展会員 / 宮城教育大名誉教授)
油絵経験者向けの実技的な講座。杉村画伯が作品によく描いた柘榴がテーマ。基礎的な技法から応用まで学びました。
 
 
 
 


<協力事業>


アートの見方は無限大!鑑賞のじかん
作品について感じたことや考えたことを対話形式で共有しながら、鑑賞する活動。

 

塩竈市アートプロジェクト事業
アート作品の制作体験を通し、未来の芸術・文化を支える人材を育成するとともに、シビックプライドの醸成を図ることを目的としています。今年度は、塩竈の風景を題材に架空の地方都市を描く画家・釣舟富紀子さんと共に、未来の塩竈をテーマにしたジオラマを共同制作しました。
 
 
 
 


 

<市民協働>


ART or TREAT まちなみジャック
「本町情緒採集」参加者が撮影した本町の風景画像を、アーティスト櫻井園子さんがコラージュし、町を彩るバナーを制作。
 
 
 


 

<中庭プログラム>


季節の草花染め
講師:齋藤寛子
よく見かける草花や、身近な野菜を使って布を染める、草花染め体験。
 
 
 


 

<“ここちよさ”の実践プログラム>


発散のじかん/対話のじかん
生涯発達支援塾TANE・櫻井育子さんをナビゲーターに、だれもが個性や特性をいかし、“ここちよさ”を体験するプログラム。