【4/29〜】まちの きおくを あつめる、かたる ー築港の記憶ー

投稿日:2024.04.14

イベント

▲昭和30-35年の築港 写真提供:無量井英二

▲昭和30年代の築港の護防稲荷のお祭り 写真:市民提供

 

 「まちのきおくをあつめる、かたる」は、杉村惇が塩竈に住んでいた昭 和 20~39 年の年代を軸として、塩竈のまちの写真やエピソード等を収集するプログラムです。これまで当プログラムでは市民が撮影した暮らしや町並み、お祭行事、鉄道風景、チリ地震津波などの写真およびその記憶を集めてきました。
 今回は、昭和時代の塩竈の経済活動の中心であり、まちの心臓部であった「築港」(現・塩竈市港町あたり)についての人々の記憶を取り上げます。港町が築港と呼ばれていた時代、魚市場や小売市場があった港周辺には、屋台や商店が並び、水揚げされた魚を直ちに運搬するための貨物線がまちを横切っていました。生活や娯楽の面においても銭湯や映画館などが数多くあり、水揚げを終えた船乗りたちは通りを闊歩し、港は活気に満ち溢れ ていました。杉村惇も親戚の縁故をたよりに塩竈に越してきた当初はこの 築港で生活し、魚市場の風景や漁船などの風景を描き留めました。
 当時の人々はそのような港特有の賑わいと猥雑さが混じりあう華やかな塩竈になにを見ていたのでしょうか。本展では築港やその周辺に住んでいた人々によって語られる築港にまつわる音声エピソードを中心にご紹介いたします。よき時代として人々が記憶する塩竈の思い出が現在においても 色褪せることなく、これからを考えるきっかけとなれば幸いです。

>チラシPDF

 

会期:2024年4月29日[月祝]〜 6月9日[日]
場所:塩竈市杉村惇美術館 企画展示室1・2
時間:10時〜17時 月曜休館(但し4月29日は開館、翌日30日は休館)
※最終入館受付16時30分

観覧料(常設展込):一般200円、高校生100円、中学生以下無料
※団体(20名以上)、各種障がい者手帳を提示された方は割引

写真・資料・エピソード提供(敬称略):
赤井尚武、小野幹、齋藤義晴、櫻井新一、滝井園茶舗、角田純生、馬場惣寿、畠山信夫、村上善博、無量井英二、吉田孝子、和賀耐互、塩竈市 ほか

 


 

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展覧会会期中の週末と祝日 10:00-16:30
(4 月 29 日/ 5 月 3、4、5、11、12、18、19、25、26 日/ 6 月 1、2、8、9 日)
場 所:塩竈市杉村惇美術館 企画展示室 2
参加費:展覧会観覧料(申込不要)

 

主催:塩竈市杉村惇美術館 共催:塩竈市
後援:河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局
   NHK仙台放送局 tbc東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ khb東日本放送
   エフエム仙台 BAYWAVE78.1FM 宮城ケーブルテレビ株式会社
   仙台リビング新聞社

イベント概要

タイトル
まちのきおくをあつめる、かたる ー築港の記憶ー