【10/2】大衡城スケッチ会(塩竈→大衡城→ 塩竈)

投稿日:2024.09.19

ワークショップ


2024年10月2日(水)10時―12時 【参加無料/要申込】
菅野廉、杉村惇ともに地元周辺の風景をよくスケッチしたことから大衡城でのスケッチ会を実施します。

会 場:大衡城(宮城県黒川郡大衡村大衡字塩浪4-2)
移 動:塩竈市杉村惇美術館からマイクロバスで出発
講 師:早坂貞彦氏
持ち物:マジック、ボールペン、基本的な野外スケッチ用のセット(スケッチブック、水彩絵の具)、飲み物、必要であればおやつ
※雨天決行。雨天時は大衡城青少年交流館の会議室で実施。
※台風など荒天の場合、10月10日に変更になります。

バスをご利用になる方
定員:20名
集合:8時55分/塩竈市杉村惇美術館
帰り:塩竈市杉村惇美術館着/12時45分予定
※当館までお車の方は駐車場をご案内いたしますので、申込みフォームにてお知らせください。
※道路状況により変動します。

現地集合希望の方
集合:10時/大衡城(宮城県黒川郡大衡村大衡字塩浪4-2)

お申し込みフォーム

地域交流プログラム 大衡村ふるさと美術館と連携事業
 本プログラムは、一般財団法人地域創造の「令和6年度公立美術館共同地域交流プログラム助成事業」として企画されました。大衡村ふるさと美術館と塩竈市杉村惇美術館の2館が連携し、ワークショップ等を実施します。
 大衡村ふるさと美術館では6月1日に菅野廉作品と中村喜吉作品のギャラリートークの機会を設け、今後は塩竈市杉村惇美術館では杉村惇作品を活用した小学生向けのワークショップを予定しています。
(助成:一般財団法人地域創造)


菅野廉と杉村惇について
 菅野廉と杉村惇には多くの共通点があります。時期はややずれるものの、ともに東京美術学校で洋画を学び、戦後は宮城に腰を据えて制作を続けました。また、2人は昭和38年~39年にかけて宮城県での第一回芸術祭開催を願って結成された「宮城県芸術祭実施期成同盟会」のメンバーに名を連ね、宮城県芸術協会の創立に関わっています。
 地方で制作を続けるにあたり、「蔵王の画家」と称された菅野廉は「蔵王写生会」を創設。杉村惇は昭和22年に「塩竈市美術展」創設の中心となり、第1回からの審査員を務めました。どちらも地元地域に根付き、現在も精力的に活動が成されています。
 宮城の芸術文化の発展に寄与し、後進の指導に尽力した2人の作家には共通点が多く、それぞれの画業を改めて振り返る機会にしたいと考えています。