【7/13】Study Room 伝統と現代の狭間から未来へ

投稿日:2025.06.17

トーク


美術と美術館をもっと愉しむための連続講座「Study Room(スタディルーム)」を開催し、杉村作品はもとより広く美術への関心を広げ、理解を深める機会を提供します。

前衛的な作家でも、過去の表現に少なからず影響を受けていると言われています。ましてや伝統的な画材や技法を駆使して表現している場合、独自性への表現への意識は直線的ではなく、伝統とは絶妙な「距離感」をもって成り立っているように思われます。その秘訣を知りたいーー。
塩竈在住の書家青木喜山門下にあって独自な書の世界を見せる鎌田さんとテラコッタをはじめモチーフをヨーロッパの中世に置きながら、近年はますます幻想性を深めている高橋さんのお二人から、表現における伝統と現代(現在)、そしてその先の表現についてお聞きします。

2025年7月13日(日)15時30分~16時30分
ゲスト:鎌田直衛氏(書家)、高橋勉氏(洋画家)
ナビゲーター:渡辺誠一郎(当館館長/俳人)

参加費(ワンドリンク付):一般1,000円/メンバーシップ500円

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プロフィール
鎌田直衛(かまたなおえ)氏(書家)
1948年宮城県塩竈市に生まれ、在住。青木喜山・森田子龍に師事。現在、河北書道展審査会員(委嘱作家賞選考委員)。東北学院大学 書道研究部講師を務める。宮城県芸術祭展・河北書道展受賞。宮城書作家 50人展・みやぎの書 60人展出品。書 in 宮城 2001年第一回展より連続出品。

高橋勉(たかはしつとむ)氏(洋画家)
1961年宮城県七ヶ浜町生まれ。在住。二紀会委員。東日本大震災以降、人や動物たちが安住の地を求めて旅をする物語を描く。二紀展会員優賞、同準会員優賞、雪梁舎フィレンツェ賞展ビアンキ賞、河北美術展文部大臣奨励賞等受賞。二紀展を中心に、風の会展(フィレンツェ賞展受賞作家展)、個展、グループ展で国内・イタリアにて作品を発表。
1961年、宮城県七ヶ浜町生まれ。在住。
1987 第51 回河北美術展文部大臣奨励賞
1998 第52回二紀展獎励賞
2007 第9回雪梁舎フィレンツェ賞展ビアンキ賞
2012 第66回二紀展準会員優賞
2017 Japanese Views (3人展、フィレンツェ・Simultanea Spazi d’ Arte)
2018 第6回風の会展(フィレンツェ・Accademia delle Arti del Disegno)
2021 第74回二紀展会員賞
2023 第76回二紀展会員優賞
2024 Japanese Views (5人展、フィレンツェ・Art Art Gallery Armand Xhomo)第77回二紀展委員推举