【日々是好日 -根づくもの 脈々と】浦戸の恵みを学ぼう、食べよう ~春の息吹、菜の花~

投稿日:2016.05.25

ワークショップ
写真:大江玲司

 

 

出展作家の画家・浅野友理子さんは、風土に寄り添い暮らす人々や各地に根づく生活文化に惹かれ、制作の主題としています。訪れた場所での実体験を大切にし、その地の魅力を伝えています。
今回は塩竈市浦戸諸島を訪れ、浦戸の「白菜」を題材とした縦1.9m ×横3.6mもの新たな大作
≪種の収穫祭≫(2016年)を含む新作を制作しました。
浦戸の風土が育んだ「白菜」が、菜の花を咲かせ、やがて種を残し、人々の手によって種が収穫されるという循環を表現しています。

今回は≪種の収穫祭≫を囲んで行われる、食とアートのイベントです。

浦戸は、白菜の採種に日本で初めて成功した地です。
浦戸の白菜や、菜の花について、採種文化の保存活動に取り組む「食の学人の会」さんと、浅野さんの作品を介して学びながら、菜の花のおやつを味わいます。
私たちがいつも口にしている食べ物も、どこで生まれ、どんなルーツがあるのか、その背景を知ることで、美味しさの感じ方も変わってくるはずです。
このイベントで初登場となる、「菜の花の砂糖漬け」を添えたパウンドケーキと、白菜にちなんだ美味しい意外なスイーツも登場します。

おみやげには「菜の花の砂糖漬け」と、浅野さんのドローイングによるパッケージの「白菜の種」をどうぞ。

菜の花は紅茶に浮かべても素敵です。お茶をしながら、お気軽にご参加ください。

6月5日(日)14時 企画展示室2
参加費 1,500円
(菜の花のパウンドケーキ+紅茶セット・おみやげ「菜の花の砂糖漬け」「白菜の種」付・展示観覧料込)

協力:食の学人の会

食の学人の会(しょくのまなびとのかい)
地域の食の学びをサポートする有志のボランティアグループ。
白菜や味噌、南瓜、米・・・など、地域の食文化資源を活用した食の学びや地域づくりの取り組みを推進している。
(2013年5月〜)
前身は2008年から活動を開始した「リエゾンキッチン」。
2011年9月から浦戸野々島で取り組む「白菜の採種文化の保存活動」を含めた多面的な食の学び活動は、2012年1月「河北文化賞(第61回)」を受賞している。
https://www.facebook.com/shokunomanabi

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時間
14時
場所
企画展示室2
協力
食の学人の会