乾漆洋梨ブローチワークショップ

投稿日:2016.10.13

ワークショップ



(乾漆ざくろブローチの様子↑)

FabLab SENDAI FLATさんと共催で行っている乾漆ブローチワークショップ。
今年は、杉村惇画伯が描いた果実シリーズをテーマに、様々な形状にカットされた乾漆ピースを組み合わせてブローチをつくります。
乾漆ブローチは、手で触れることによって艶が増したり、時間が経つにつれて色がより鮮やかになっていくという経年変化を楽しむことができます。

今回の形のモチーフは「洋梨」です。また暮らしの市のにぎやかな空間で行います。
洋装にも和装にも合うモダンな乾漆ブローチ、配色を楽しみながら自分だけのブローチをつくってみませんか。

2016年11月6日(日)
11時〜12時(受付11時45分まで)
14時〜15時(受付14時45分まで)
会場 塩竈市杉村惇美術館 講習室(暮らしの市内にて)

参加費 1,500円(観覧料+材料費) ※パーツを追加で購入することができます
定員 10名/各回 ※事前予約

ご予約&お問い合わせ 塩竈市杉村惇美術館
電話 022-362-2555
Web予約 https://goo.gl/forms/gWToKvQzh7UOo3DA2

「乾漆シート」とは
寒冷紗という布を漆で塗り固めるという伝統技法によって作られた板状素材で、宮城大学デザイン情報学科土岐謙次氏と株式会社郷自然工房佐藤和也氏によって開発・制作されています。漆に顔料を加えて色づけをすることにより、伝統的な朱色や黒色だけでなく翠や青などといったカラーバリエーションを持たせることができます。厚みは1mmほどしかありませんが、非常に強固な素材です。はさみやカッターでの切断は困難ですが、レーザーカッターを使用することで、簡単に思い通りの形状にカットすることが可能になります。

FabLab SENDAI FLAT
FabLab(ファブラボ)とは、デジタルからアナログまでの多様な工作機器を備えた、実験的な市民工房のネットワークです。個人による自由なものづくりの可能性を拡げ、「自分たちの使うものを、使う人自身がつくる文化」を醸成することを目指しています。なかでもFabLab SENDAI -FLATでは、「伝統工芸 × デジタルファブリケーション」をテーマに、職人さんやクリエイターさんと共に様々なものづくりプロジェクトに取り組んでいます。
ホームページ http://fablabsendai-flat.com/