平成28年度特別企画展

投稿日:2016.12.17

企画展

≪ポスターのある静物≫ 1998年 F80
仙台市所蔵 /画集「仙台市名誉市民 杉村惇作品展 −存在と空間の伝説−」(仙台市発行)より

 

平成28年度特別企画展
写実を超えてー静物学者・杉村惇 見果てぬ到達点ー

若くして頭角を現し、塩竈・仙台の地に留まりながら「静物学者」とまで称されるほどに画壇を牽引し、注目を浴びてきた洋画家・杉村惇。彼が残した作品の数々には、まさに静物画の奥深い本質と可能性を極めようとした飽くなき追求の道のりが秘められています。
その杉村画伯が残した言葉に、「写実を超えた、底光りするものを描かなければならない」という言葉があります。今回、仙台市の特別なご協力のもとに取りあげる晩年の作品群も、そのような思いを抱き続けた<見果てぬ到達点>をイメージさせるものと言えるでしょう。
卆寿を超えた晩節もなおキャンバスと向きあい、闘い続けた杉村惇。その画境(絵に表現された境地)の微妙な変容とともに、尽きせぬ魅力を味わっていただければ幸いです。

平成28年11月19日(土)~平成29年1月22日(日)
塩竈市杉村惇美術館 企画展示室1・2

開館時間 10時 ~ 17時(入館受付は16時30分まで)
休館日  月曜日(但し1月9日は開館)、1月10日(火)、12月28日~1月4日は冬期休館

観覧料(特別企画展+常設展セット)
一般500円 大学生・高校生400円 中学生以下無料
団体(20人以上)
一般400円 大学生・高校生320円 中学生以下無料
※東北文化の日(11月21日(土)のみ) 大学生・高校生:無料

主  催:塩竈市杉村惇美術館
共  催:塩竈市 みやぎ県民文化創造の祭典「芸術銀河2016」実行委員会
特別協力:仙台市 公益財団法人仙台市市民文化事業団
後  援:NHK仙台放送 TBC東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ KHB東日本放送
河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 仙台リビング新聞社
エフエム仙台

お問い合わせ:塩竈市杉村惇美術館
〒985-0052 宮城県塩竈市本町8番1号
TEL 022-362-2555


記念講演会

「杉村惇 −その人と作品に学んだもの」

平成28年11月19日(土) 13時〜15時 講習室
入場無料・予約不要
渡辺雄彦氏(宮城教育大学名誉教授・日展会員)


ギャラリートーク

平成28年12月10日[土]13時~14時
早坂貞彦氏(東北生活文化大学名誉教授・行動美術協会会員)

平成28年12月17日[土]11時~12時
杉村豊(当館名誉館長)

平成28年11月23日[水祝]・12月23日[金祝]・平成29年1月21日[土]
各13時~14時
当館学芸員

すべて観覧料で聴講いただけます。予約不要。


サロントーク

絵画の命を引き立てる ー杉村惇作品に見る額装のヒミツ

平成29年1月14日[土]①11時~12時 ②13時~15時 2Fサロン
観覧料/事前予約/各定員30名
浅尾空人氏(浅尾拂雲堂四代目)/杉村豊(当館名誉館長)
※ ①は一般向け、②は少し専門的なお話が中心となります。
お申し込み→フォームへ


<関連ワークショップ>

俳句カフェ ~杉村惇作品を詠む

平成28年12月3日[土]13時30分~15時30分 2Fサロン
観覧料・別途茶菓子代200円
渡辺誠一郎氏(俳人・「小熊座」編集長)
お申し込み→フォームへ


心と脳のコミュニケーション
タネから描こう!りんごのパステル画

平成28年12月17日[土]13時~15時 講習室
参加無料・別途茶菓子代200円
さとう芳子氏(臨床美術士/アトリエ愉)
お申し込み→フォームへ

後援
NHK仙台放送 TBC東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ KHB東日本放送 河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 仙台リビング新聞社 エフエム仙台
協力
仙台市 公益財団法人仙台市市民文化事業団
問い合わせ先
塩竈市杉村惇美術館 〒985-0052 宮城県塩竈市本町8番1号 TEL 022-362-2555