墨画ワークショップ「墨画で大きな木を描こう」レポート
投稿日:2017.08.07
レポート
8月6日、定期講座「はじめての墨画」講師でお馴染みの墨画家・一関恵美さんを講師にお迎えし、大講堂にてワークショップを実施しました。
今回は、墨と水による濃淡やにじみを使って、大きな紙にみんなで大木を描く体験型プログラム。はじめて墨画に触れるという小学生から大人まで幅広い年齢層の方が、繊細な筆遣いからダイナミックな表現を楽しみました。
前半は個人ワーク。画仙紙と墨と水の相性を活かし、にじみや濃淡の表現を体験。参加者は思い思いに花やスイカなどを描き作品を制作しました。
後半は墨画で大きな木を描くという共同ワークを実施。参加者は、横一列になり、自分たちにとって馴染みある「木」をイメージしながら、大きな画仙紙に「葉」を順々に描いていきました。
葉の輪郭を描かず、にじみやぼかしによって葉の内部から描かれた葉々は、墨画ならではの表現になりました。最後に、講師が幹や枝の部分を描き、一本の大木が完成。
本作品は、2月のアーカイブス展にて展示いたしますので、ぜひご覧ください。