鹽竈神社算額文化講演会
投稿日:2019.07.06
江戸時代には娯楽としても楽しまれ、日本独自に発展した数学「和算」。人々は問題が解けたことを神仏に感謝し、神社や仏閣に和算の問題を奉納しました。その 解法を記して、神社や仏閣に奉納する絵馬のことを「算額」と言い、中には問題の解答を付けずに奉納されているものもあります。鹽竈神社に現存する5面の算額は千葉胤秀(たねひで)ら当時の優れた和算家によって奉納されたもので、江戸時代の優れた算額のひとつに数えられます。
この研修会は、鹽竈神社算額の未解決問題を全て解いた『鹽竈神社 算額解義』の編集を手掛けた岩手県和算研究会による定例研修会です。今回県外では初めての開催となります。和算の歴史や鹽竈神社算額の問題のやさしい解説を交えながら、 和算について学ぶ機会です。この機会にぜひ、お気軽にご参加ください。
講演
「鹽竈神社算額について」
岩手県和算研究会会長 菅原通氏
問題解説(やさしい鹽竈神社算額問題解説)
(1)一面 問題 3 星 光昭氏
(2)一面 問題 8 大場利樹氏
(3)四面 問題 3 瀧口和也氏
(4)四面 問題 6 千葉秀昭氏
(5)四面 問題 9 萬 伸介氏
2019年7月14日(日)13時~17時
塩竈市杉村惇美術館 1階講習室【参加無料/要申込】
塩竈市本町8番1号(JR仙石線本塩釡駅から徒歩10分)
問 合:岩手県和算研究会(電話 090-7070-1534)
参加申込:塩竈市杉村惇美術館・塩竈市公民館本町分室(電話022-362-2555)
申込フォーム:https://forms.gle/1nCwpsJNX49ajJ1L6
※月曜休館/10 時~17 時
主催:岩手県和算研究会
協力:塩竈市杉村惇美術館