マチエールで冬を描こう【レポート】

投稿日:2019.12.15

レポート



杉村惇作品に見られる印象的な「マチエール(絵肌)」をつくってみるワークショップ。
各自思い思いの「冬」をイメージしながら絵具を混ぜたモデリングペーストを重ね、そこにペインティングナイフや麻布、爪楊枝、梱包用プチプチなどの道具でザラザラやボコボコといったさまざまな絵肌をつくりました。
参加された方からは、「考えているよりも先に手を使おうと思えたのが楽しく感じられた」といった感想も寄せられ、講師の小野寺さんによる作品のマチエールに触れる体験も好評でした。

➡ワークショップ概要

小野寺裕(おのでらゆう)
1989年、宮城県多賀城市生まれ。東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術文化専攻洋画研究領域卒業。2014年より山形県舟形町地域活性化芸術専門員。2015年、山形県文化振興懸談会委員。2017、年山形県文化基本条令策定委員。2017年より山形県舟形町JR舟形駅にて舟形駅長兼、舟形町総合デザイン開発担当。2018年、山形県文化推進委員会策定委員。【受賞】2011年「第32期国際瀧冨士美術賞」東日本大震災復興支援特別賞。2012年「東北芸術工科大学卒業/終了研究・制作展」優秀賞、公益財団法人佐藤国際文化育英財団第22回奨学生