若手アーティスト支援プログラムVoyage2021出展作家募集

投稿日:2020.11.14

お知らせ

voyage2021
若手アーティスト支援プログラム「Voyage」は、これからの活躍が期待される若手アーティストの可能性に光をあて、新たなステップを提供することを目的として、展覧会を中心にトークやワークショップなど多様な表現の機会を設ける事業です。これまで、多くの人々にとって新たな才能や感性と出会える場となるよう、毎年度ごとに異なる作家を迎えて共に取り組んできました。展示制作にかかる費用の一部のほか、企画や広報などに関する支援を通して、地元にゆかりのある若手アーティストの意欲的な表現活動をサポートし、発表の場を提供します。

※今後の新型コロナウイルスの影響により、今年度Voyage2020(2021年2~3月予定)が延期となる場合、会期が変更となる可能性があります。

 


 

若手アーティスト支援プログラムVoyage 2021年度開催概要
会期 2021年7月中旬ー9月上旬頃(予定)
会場 塩竈市杉村惇美術館 企画展示室
主催 塩竈市杉村惇美術館
共催 塩竈市

 
 

募集概要


・塩竈市杉村惇美術館の企画展示室を活用した作品展示プランを募集します。
・書類審査および面接による選考を行い、本事業の趣旨にふさわしい出展作家を選定します。

 
 
■ダウンロード
➡応募要項
➡エントリーシート(zipファイル)
➡図面資料
 


 
 
応募資格
・塩竈市および近隣の圏域(仙台市などを含む)の出身、在住、在学、在勤、または
 この地域での活動歴があるなどのゆかりがあること。
・39歳以下(応募時点)
※グループ応募の場合、メンバー全員が39歳以下であることとします。
・責任をもって作品制作と展示を完成させることができる方。
・打ち合わせや準備などのために随時来館し、関連企画など展覧会をともに作り上げる
 ことに積極的な参加が可能な方。
 

実施形態:個人またはグループ。個展もしくは二人展を予定。

 
主な支援内容
・会場を無償で提供
・展示にかかる諸費用の一部負担(上限あり)
・広報活動
・ゲストを迎えたアーティストトークやワークショップなどの実施
 
応募・制作規定
・応募料は無料。
・実現可能である作品であれば、作品のジャンルは問いません。
 但し、火気など周辺に影響を与えるものはご使用できません。
 搬入可能な大きさ、重量とします。(要図面参照)
・展示終了後、会場を原状復帰できるものに限ります。
 (当館建物は文化財につき改変を加えることは不可)
・第三者の著作権や肖像権を侵害するもの、公序良俗に反すると主催者が
 判断するものは対象外です。
・作品の設置場所や形態については、主催者による企画コンセプトおよび
 法令や安全対策など諸事情を踏まえ、応募者本人を含む関係者間で協議
 の上、最終決定します。
・展示作品は、未発表を含むこととします。
・過去に選外となった方の再応募は可能です。
※詳細は要相談。
 
応募期間
2020年10月16日[金]ー2021年12月4日[金]
※郵送の場合は当日必着。持ち込みの場合は17時まで。
※メールでの応募は受け付けません。
 
応募方法
・上記期間中に、①エントリーシート ②経歴 ③展示コンセプト ④作品資料
 をファイリングしたポートフォリオ・A4サイズ(1,000字以内のアーティスト
 ステートメントを含む)を送付または美術館窓口にて提出してください。
・応募要項およびエントリーシートは、美術館ウェブサイトよりダウンロード
 してください。
・展示コンセプトには、作品情報[タイトル、素材、サイズ、重量、点数]と
 コンセプトを明記し、A4用紙4枚以内で提出ください。
※展示コンセプトはテキスト表記を基本としますが、作品の配置等を含む具体的な
 プランがある場合、展示室図面を用いても構いません。
・映像作品の場合は、1作品5分以内に編集したDVDを添付してください。(3作品まで)
※ディスク表面に応募者名を記載してください。
・ポートフォリオの返却をご希望の方には着払いにて郵送いたします。
 


審査について
特別審査員および当美術館による書類審査と面接を経て、出展作家を選出します。
 
【特別審査員】 ※敬称略
藤浩志(美術家・秋田公立美術大学大学院教授)
三瀬夏之介(日本画家・東北芸術工科大学教授)
和田浩一(宮城県美術館学芸員)

 

審査員プロフィール

藤浩志
美術家、秋田公立美術大学大学院教授。鹿児島県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了、パプアニューギニア国立芸術学校講師、都市計画事務所勤務を経てジャンルにこだわらないプロジェクト型の美術表現を実践。2012年より東北に拠点を移し十和田市現代美術館館長を経てNPO法人アーツセンターあきたを立ち上げ、新しい表現の拠点を模索中。主な作品:「ヤセ犬の散歩」「お米のカエル物語」「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」「藤島八十郎をつくる」「Jurassic Plastic」等

三瀬夏之介
日本画家、東北芸術工科大学教授。1973年奈良県生まれ。1997年京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻卒業。1999年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。2007年五島記念文化財団研修員としてフィレンツェにて研修。2009年VOCA展2009 VOCA賞、京都市芸術新人賞受賞。平塚市美術館、奈良県立万葉文化館、リアスアーク美術館などで個展を開催。2010年より、チュートリアル「東北画は可能か?」主宰。

和田 浩一
千葉市生まれ。同志社大学文学部美学・芸術学専攻卒業。宮城県美術館学芸員。企画展覧会:個展では「小林正人展」(2000)、「高山登展」(2010)、「杉戸洋展」(2015)。グループ展では「ヒニクなファンタジー」(1996)、「コモンスケープCommonscapes」(2004)など。この他「パランプセスト 記憶の重ね書き」(2014、北澤憲昭との共同キュレーション)をギャラリーαMで開催。


 

選考方法・スケジュール
①美術館ウェブサイトより応募申込書をダウンロード
2020年12月4日[金]まで応募にかかる書類一式を提出

②審査日:2020年12月21日[月]
特別審査員と当美術館による書類審査/面接選考
※面接選考への出席は必須となります。
※時間など詳細は個別に通知します。

結果通知 2020年12月下旬を予定
※結果は採否に関わらず、個別に通知します。

(展覧会準備期間)

2021年7月中旬〜9月上旬頃に展覧会を開催(予定)
 
 


 
ご応募いただいた個人情報は、本公募展に関わる目的にのみ使用し、
他の目的には使用いたしません。
 


 
送付先・応募に関する問い合わせ先
〒985-0052 宮城県塩竈市本町8番1号
塩竈市杉村惇美術館
「若手アーティスト支援プログラムVoyage 担当」
電話 022-362-2555  FAX 022-794-8873
sugimurajun-museum●shiomo.jp(●=@)
※封筒の表面側には応募書類在中と朱書きしてください。

 



 
「若手アーティスト支援プログラムVoyage2021」出展作家募集に関するお問い合わせ(回答)
新型コロナウイルス関連のお問い合わせをいただいており、その回答を掲載しております。
その他、今回の募集について気になる点等がございましたら、下記までお問い合わせいただけますと幸いです。

送付先・応募に関する問い合わせ先
〒985-0052 宮城県塩竈市本町8番1号 
塩竈市杉村惇美術館「若手アーティスト支援プログラムVoyage 担当」
電話 022-362-2555FAX 022-794-8873sugimurajun-museum●shiomo.jp( =@)

Q.今回の応募は塩竈近郊や宮城県内で活動している作家に限りますか?

A.今回も引き続き、仙台などを含む塩竈圏域にゆかりのある方(在住や出身、活動歴があるなど)を応募対象とさせていただいておりますので、県内外に在住あるいは活動拠点があることがただちに応募の妨げとなるものではありません。
また、昨年度同様に、今回の場合12月21日(月)に当館を会場として実施されます面接審査への出席は必須とさせていただいております。しかしながら、昨今の新型コロナウイルスによる状況を踏まえ、今後感染拡大が広がるなどの社会状況によっては、例えばオンラインによる面接など、変更を加える場合も考えられます。
面接などの審査を経て出展が決まった場合、打ち合わせのためにご来館いただく機会が増えますが、例えばzoomをはじめとしたオンライン会議ツールを使用するなど、可能な方法を検討したり相談しながら、対応方法を工夫していきたいと考えております。過去にご出展いただいた遠方の作家さんも、事情に応じオンラインでの打ち合わせでカバーしたケースもあります。とはいえ、新型コロナウイルス感染拡大の深刻さ次第では事業の円滑な進行に多大な影響を及ぼすことが懸念されるのも事実であり、特別審査員の方々のご判断もあるかと存じます。
その点については、現時点では明確な見通しをお伝えすることが困難であることにご理解をいただければ幸いです。