たねをまこう@中庭【レポート】

投稿日:2022.06.08

レポート

「たね」をキーワードに、地域のみなさんと一緒に植栽活動するプログラム「たねをまこう」では、イラストレーターで農作業に励む齋藤寛子さんをナビゲーターにお迎えし、年間を通して、たねをまいては、種や野菜を収穫していきます。
6月19日には、参加者のみなさんと”たねまき”と”たねの図書館”を楽しみました。


<たねまき>

齋藤寛子さん自家製のハーブドリンクで喉をうるおしながら、まずは、寛子さん作の紙芝居で固定種やF1種の違いなどたねについて学びました。
その後、ナス、えだまめ、つるなしいんげんや、日常的に収穫を楽しめるベビーリーフや二十日大根などのたねを蒔きました。

当館の中庭では様々な活動が行われるため、地植えではなく、プランターにたねまき。
中庭の環境に合わせながら、相性が良さそうな植物を育てていきます。

ほかにも、収穫した実や種子を活用できればと、ヘチマの苗なども植えました。近々、齋藤寛子さんからおすそ分けいただくコモンマロウやキクイモも仲間入り予定です。

<たねの図書館>
植物のたねを借り、そのたねで植物を育て、借りたたねを増やして返却するという仕組みで、1999年にアメリカではじまった「たねの図書館(シードライブラリー)」。
現在では、世界中でたねの交換会が広がっています。

当プログラム内でも”たねの図書館”が登場。
たねの持ち帰り用の紙コップに絵付けをし、齋藤寛子さんからそれらのたねについてお話いただきながら、参加者は育てたいたねを持ち帰りました。
収穫したたねは、次回の”たねの図書館”に返却されます。

次回は、秋に開催予定。
収穫した実を活用したワークショップなども行いたいと考えています。
ぜひ、植栽活動に関心のある方はぜひご参加ください。