【11/16〜】開館10周年記念特別企画展 珠玉の小作品展

投稿日:2024.11.24

企画展
《潮騒》(F10/1993年 個人蔵)

 

開館10周年の節目となる本展では、個人所蔵の小作品を中心に展示します。題材となるモチーフは、花、魚、工具、季節の野菜や果物など多岐にわたります。2か月内外で制作した日展出陳作とは異なり、一作ごとに年月を重ねて、杉村画伯が「得意」と自覚していた、「小作品」ならではの魅力をお楽しみください。

 

2024年11月16日(土)ー2025年1月13日(月祝) 開館時間 10時〜17時(入館受付は16時30分まで) 
休 館 日 月曜日、12/28㈯−1/4㈯は年末年始休館 
観 覧 料 一般500円 大学生・高校生400円  
     メンバーシップ会員・中学生以下無料 
      団体(20人以上)一般400円 大学生・高校生320円  
※常設展込。各種障がい者手帳を提示された方は割引。 
※東北文化の日に関連して、11/16は大学生・高校生無料。 
 
主催:塩竈市杉村惇美術館  共催:塩竈市  特別協力:仙台市 カメイ美術館   
監修:杉村豊(塩竈市杉村惇美術館名誉館長) 
後援:河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局  
NHK仙台放送局 tbc東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ khb東日本放送 エフエム仙台
BAYWAVE78.1FM 宮城ケーブルテレビ株式会社 仙台リビング新聞社 

 

《トランペットのある静物》(F12/1979年 個人蔵)

 

 

《柘榴》(F6/1983年 個人蔵)

 

杉村 惇(すぎむら じゅん)1907~2001年
東京生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)在学中に帝展に初入選。昭和8年、9年の第1回、第2回河北美術展で河北賞を受賞。戦後、塩竈築港大通りを経て旭町に移り住み、塩竈の風景や魚を数多く描いた。静物画を得意とし、重厚な独自の画風を確立。日展参与、日展評議員、日展審査員、東北大学教授、宮城教育大学名誉教授を歴任。主な受賞歴に日展岡田賞、日展菊華賞、文部大臣賞、河北文化賞、地域文化功労文部大臣表彰、塩竈市文化功労者、紺綬褒章など。仙台市名誉市民。
 


 

杉村豊名誉館長ギャラリートーク

2024年11月23日[土] 11時45分〜 企画展示室/【要予約(申込フォーム)】
要展示観覧チケット ※メンバーシップ会員・中学生以下無料

 


 

漁師と鑑賞会

2024年11月24日[日] 14時〜 企画展示室/【要予約(申込フォーム)】 要展示観覧チケット ※メンバーシップ会員・中学生以下無料
講師:鎌田雄大氏
杉村惇画伯の随筆『黒への収束』のエピソードによると、かつて杉村画伯が塩竈に住んでいた頃、たびたび漁師たちが絵を見に来ては描かれた魚について話していたそうです。魚の作品を漁師の視点で見る鑑賞会を行います。 鎌田雄大氏プロフィール 宮城県塩竈市出身。2020年から塩竈市にある離島、寒風沢島に地域おこし協力隊として移住。刺網漁師として研修する傍ら、島の自然に魅了され、2023年の卒隊と同時に寒風沢悦芳丸を起業。漁業・農業・自然体験等を展開し、島の魅力、一次産業の魅力を発信している。

 


 

開館10周年記念 関連企画 講演会「美術館の社会貢献」

2024年11月23日[土] 13時30分〜 講習室/【要予約(申込フォーム)】 参加無料
柳沢秀行氏(大原芸術財団 財団本部付シニアアドバイザー)
大原芸術財団 財団本部付シニアアドバイザー。筑波大学芸術専門学群芸術学専攻卒業。1991年~岡山県立美術館学芸員。2002年~大原美術館に勤務。日本の近現代美術史研究。またパブリックア-トなどを含め、美術(館)と社会の関係についての調査、実践。 共催:NPO法人チルドレンズ・アート・ミュージアムしおがま

 


 

flower art museum 〜絵画の中の花を組む〜

2024年12月1日 [日] 13時~15時 講習室/【要予約】
定員20名
参加費:一般6,000円 メンバーシップ会員5,500円
持ち物:花切り鋏、作品を持ち帰るための大きめのマチのある袋、肌の弱い方は手袋
講師:大塚のぞみ氏(Botanical People)
2004年より神戸三ノ宮老舗生花店fleur futabaen・細目英治氏に師事。2017年より宮城県松島町高城にBotanical Peopleをオープン。日常に寄り添う共に暮らす花や植物をテーマに展開。植物のユニークさを際立たせるアレンジメントやブーケを得意とする。

イベント概要

タイトル
開館10周年記念特別企画展 珠玉の小作品展