まちと記憶と映画館〜昭和の子どもと地域の学校編〜

投稿日:2023.05.10

企画展

昭和40年頃の塩竈市立第一小学校(上写真)

 塩竈市公民館本町分室に大講堂が誕生した昭和30年代。塩竈ゆかりの洋画家・杉村惇もこのまちで大切な時期を過ごしていました。この頃は折りしも映画が全盛期を迎え、市内には、たくさんの映画館がありました。テレビやインターネットが普及する以前、映画館は文化的な刺激や団らんを味わう貴重な場でした。「まちと 記憶と 映画館」は、このまちの記憶をあつめながら、当時の映画館のような文化的な団らんと交流の場を設けるプログラムです。時を経て公民館から美術館に生まれ変わったギャラリーでの展覧会と関連イベントを通じて、まちの新たな記憶をともにつくります。
 今回は、昭和30~40年代に塩竈で子ども時代を過ごした市民の様子と学校生活に焦点を当て、当時の記憶と体験を蘇らせます。市民、地域の写真館、近隣の小学校などから集められた写真や映像、音声から浮かび上がる生き生きとしてあたたかな昭和時代の塩竈。多彩なプログラム体験とともにぬくもりある記憶を新たに形成し、まちの未来へと繋げます。

 

チラシPDF

 


企画展「昭和の子どもと地域の学校」

会期:2023年4月29日[土・祝]〜 6月11日[日]
場所:塩竈市杉村惇美術館 企画展示室1・2
時間:10時〜17時 月曜休館
最終入館受付16時30分

観覧料(常設展込):一般300円、高校生100円、中学生以下無料
※団体(20名以上)、各種障がい者手帳を提示された方は割引。

家族のアルバム、学校の記録写真、子どもたちが遊ぶ様子を捉えた8mm映像、塩竈市立第一小学校で1973年に埋めたタイムカプセルから出てきた手紙やオープンリールテープに残された旧校歌など。これらを思い出のエピソードや音声とともに紹介する展覧会。

資料提供(敬称略):
塩竈市立第一小学校 有限会社サイトースタジオ 有限会社センダイ
NPO法人20世紀アーカイブ仙台 佐々木昇悦 鈴木紀恵子 皆川亨 他

 

【同時開催】タイムカプセルの中身を公開 !

会場:塩竈市立第一小学校 一階 PTA・CS室 10時〜16時 無料
期間:2023年5月8日[月]〜6月30日[金] 土日祝休校 

※5/29[月]と6/12[月]は休校のため公開していません。
※ご来場の際は小学校正面玄関のインターホンよりお知らせください。

企画展「昭和の子どもと地域の学校」で展示している以外のタイムカプセルの中身を塩竈市立第一小学校で公開します。本展示と合わせてご覧ください。

 


サウンドレコーディングワークショップ
次の世代に聴かせたい音を探そう

講師:菅原宏之氏 (サウンドデザイナー、自然録音家)
日時:2023年4月30日[日] 13時〜15時 

場所:美術館に集合後、塩竈市内を巡ります
参加費(企画展観覧料込):1,000円、メンバーシップ500円、中学生以下無料 【要予約・定員10名】※編集した音源を後日プレゼント!

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ドキュメンタリー映画『Hand-Drawn: Documentary』 上映会 & トークイベント

トークイベントゲスト:
丸山正雄氏
(塩竈市出身のアニメプロデューサー/MAPPA代表取締役会長)
片渕須直氏
(アニメーション監督、脚本家)
フェリシティ・モーランド氏
(『Hand-Drawn: Documentary』監督)※映像出演

日時:2023年6月3日[土] 上映会13時〜15時/トーク15時15分〜(約1時間程度)
場所:塩竈市民交流センター 遊ホール
入場料
(企画展観覧料込):2,500円 、メンバーシップ2,000円、 中学生以下無料 【要予約】

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モノクロ写真に言葉をのせてみよう

ゲスト:山寺宏一氏(声優/しおがま文化大使)
ナビゲーター:アサノタケフミ氏

日時:2023年6月4日[日]13時〜15時
場所:塩竈杉村惇美術館 講習室
入場料
(企画展観覧料込):一般2,000円、 メンバーシップ及び中学生以下1,500円 【要予約】

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主催:塩竈市杉村惇美術館 共催:塩竈市 協力:塩竈市立第一小学校
後援:河北新報社 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局
   NHK仙台放送局 TBC東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ KHB東日本放送
   エフエム仙台 BAYWAVE78.1FM 宮城ケーブルテレビ株式会社
   仙台リビング新聞社

 

 

問合せ:塩竈市杉村惇美術館
〒985-0052 宮城県塩竈市本町8番1号
TEL 022-362-2555/FAX 022-794-8873